Yuiコールの基本システムは、ナースコール・電話設備・PHSの3つのシステムが「一体化」したシンプル設計。
今までのナースコールシステムは、電話設備やPHSをナースコールとは別のシステムとして稼働させる必要がありました。
そこで弊社は、3つのシステムの一体化を実現。小規模な施設でも使い勝手がよく、低価格で導入しやすい「オールインワンナースコールシステム」として『Yuiコール』を開発しました。
Yuiコールの基本システム
ナースコール・電話設備・PHSの特長について
「いつでもつながる安心」ナースコール設備
ナースコールは着信時、入居者とスタッフの相互通話が可能です。コミュニケーションをはかることで、安心を与えられます。
入居者が呼出しボタンを押すと、事務室(スタッフルーム)の多機能表示機や巡回中スタッフのPHS(ハンディナース)へ着信します。多機能表示機、PHSの画面に呼び出し箇所が表示されるので、どこからの呼出しか把握することができます。
また、呼出しボタンは相互通話が可能※です。入居者が事務室や巡回中のスタッフと会話ができるので、きめ細やかな対応を望めます。これにより少人数でも対応の質を落とさず、安心のサポートを行うことに繋がります。
※通話が可能なのは、居室用押しボタンです。トイレや浴室用の防水呼出しボタンは、相互通話ができません。
「スタッフの業務をサポートする」電話設備
内線・外線の受発信、また通話録音、留守番、転送など多彩な機能を持つ電話設備として使えます。
事務室にある多機能表示機は、オフィス用のビジネスホンと同様に使用可能です。巡回中のスタッフに内線をかけることはもちろん、外部への発着信も可能です。さらに通話録音機能を搭載しているので、お客様とのやり取りや入居者との相互通話の内容を保存し、何か起こった際の記録として残せます。
他にも外部へ転送する機能や、留守番電話・迷惑電話防止・館内放送など、お客さまの状況に応じた電話の機能を設定することができます。
「どこでも対応を実現する」PHSシステム
PHSは入居者の呼出し対応や、スタッフ間の連絡がいつでもできます。相互通話でコミュニケーションを密に。
どこにいても呼出しへの対応ができる「PHS(ハンディナース)システム」は、今やナースコールにとって必須機能。Yuiコールなら親機・子機との内線相互通話だけでなく、外線発信も可能です。
また、施設内を網羅できるマルチゾーン対応だから、移動しながらの通話もスムーズでストレスフリー。端末も、機能ボタンによる電気錠操作等が可能な多機能モデルや防水対応モデルなど、幅広いラインナップでお客様のご要望にお応えできます。
多機能表示機やハンディナースへの「ナースコール通知例」
Yuiコールならこんな機能も!施設を助ける便利な機能
通話録音装置としての機能
通話録音といえば通常は「外線からの通話を録音し、クレーム等があった時に使用するもの」という認識でした。しかし今の時代では「入居者とスタッフがどのようなやり取りをしたのか」「しっかりとコミュニケーションがとれているのか」という点を確認することも、施設には求められています。Yuiコールなら、外線通話だけでなく内線通話でのやり取りも録音可能です。スタッフの応答に問題がなかったのか、入居者はなんと言っていたのかを再度確認し、「対応の向上」や「言った言わないの証言」として役立てることができます。
留守番電話としての機能
Yuiコールの留守番電話機能は、タイマーによる留守自動切替※や、留守録をメールで通知することができます。ただ留守番電話を録音するだけではなく、留守電に関係するスタッフの手間を減らすことができます。
※ワンボタンでの手動切替も可能です。
Yuiコールの基本システム構成図
「入居者からの呼出しを受け、相互通話をおこなう」「スタッフ同士で連絡を取る」など、最低限必要な機能だけで構成された、Yuiコール基本システム。
基本システムに追加できる、組合せ自由な拡張システム
選べる拡張システムで、施設に最適なナースコールプランを構築
Yuiコールは前述した基本システムに、各拡張システムを追加することができます。
例えば「見守りカメラ」や「見守りセンサー」「介護記録ソフト」「入退室管理システム」「防災システム」「セキュリティシステム」など、施設により付加価値を持たせる機能が複数あり、その中から必要な機能だけを選択して組み合わせることができます。
他社のようにシステムが固定されていないからこそ実現する、施設に合わせた自由なプラン設計がYuiコール最大の特長です。